30/09/2026
キャンティ、って知ってますか? イタリア好き、ワイン好きの人達は、もちろん♪って感じだと思いますが、キャンティっていうのは地域の名前。よくキャンティ地方といいいますよね。トスカーナのフィレンツェとシエナの間にあるエリアで、赤ワインが有名。サンジョベーゼというブドウで作るそのワインもキャンティって言うんですよ🍷
たぶん80年代とか、イタリアンがイタ飯ブームとかで流行り始めた時、赤ワインといえばキャンティだったんじゃない?
ちなみに東京にはキャンティっていう名前のイタリアンがあり、加賀まりこ、黒柳徹子、川端康成、三島由紀夫、伊丹十三、篠山紀信、など著名人が通いつめるお店だったんだよ。しかも、確かオーナーの奥さまが鹿児島にルーツがあるんです。
そんななんとなく馴染みのあるキャンティですが、エリアだから、キャンティっていう名前のつく街がいくつもあるんです。その中でパンツァーノ・イン・キャンティというところにあるイタリアで一番有名な肉屋『ダリオ・チェッキーニ』が復活させたのが、今回の前菜【トンノ・デル・キャンティ】。トンノはマグロっていう意味なの。
肉屋人生50年の彼が若かりし頃、その村の年老いた肉屋のおじいさんから教えてもらった「マグロ」という名前の豚肉のオイル漬けのことなんです‼️
これが、なぜかマグロのオイル漬けと味がそっくりなわけ♪いわゆるツナ缶のツナを思い出してくれたらいいかも。
赤ワインの有名な場所ですが、豚肉は白い肉と言われるので、白ワインとハーブで煮込んで、オイル漬けにした保存食。冷蔵庫がない時代の農家の知恵だったわけ。
これが本当にマグロっぽい!海のないキャンティ地方だから、これで海のものを食べてる気分に浸ってたのかもね。
このキャンティのマグロの付け合せにマストなのが、赤玉ねぎと白いんげん豆。赤玉ねぎはワインビネガーで甘酢漬けみたいに、白インゲン豆は茹でてオリーブオイブで和えたサラダ仕立てと、香味野菜と一緒にピュレにして味変用を添えました♪
イタリア人全般に言えるんだけど、その中でも特にトスカーナの人はとにかく豆が大好き。なので、夏はこんな感じ、冬はスープやサルシッチャの煮込みとかによーくこの白インゲン豆を使うんです。
一見地味だけど、その土地の人達が細々と繋いできた伝統料理は再発見したら、しみじみ美味しい♥️、そんな1品です。これだけ瓶詰めにして欲しいって言われたけど、そのうちこういうツマミやパスタを気軽に食べられるお店がしたいな~!⬅ 目下の将来の夢(笑)
ということで、明日が最終日のこのキャンティのマグロ、ぜひ食べに来てね。ていうか、みんながナポリ祭りに照準を合わせててなのか、今日まで満席なのに、1日の予約が全然入らない。。。w
ご予約も急なご来店も、もちろんナポリ祭もお待ちしております‼️