27/08/2026
【気ままな鴨たち】
初めて訪れたのは、6年前でした。
茨城県かすみがうら市の西崎ファーム西崎ファーム さんに、久しぶりにお伺いしました。
初めて訪れたときの印象は、
気ままに、ゆったりと、ただただその時を平穏に生きている鴨たち。
その印象は、6年経った今も変わりません。
そんなふうに、のびのびと生きていられることは、
当たり前のようでいて、実はとても難しいことなのだと思います。
代表の清水さんは、
そんな鴨たちにとってより良い環境をどうつくるか、
より良い餌をどう取り入れるかを、考え続けている人。
広さは?
温度は?
何を食べさせるのか?
どの段階で与えるのか?
鴨の様子を見ながら、さまざまなことを何度も試し続けています。
またそれは、鴨の視点だけではありません。
食べる人の視点から。
組織の視点から。
そして、地域の視点から。
「こうしたらどうだろう」と思ったことを、
実際にやってみる。
そんな清水さんの姿勢に触れていると、
広々とした場所で、のびのびと歩きながら、
自分たちの時間を生きている鴨たちと、
どこか重なって見えてきました。
西崎ファームの鴨たちは、すぐには太りません。
歩いて、動いて、しっかりと運動する。
その分、一般的な鴨よりも出荷までに長い時間を要します。
けれど、その時間の中で、
旨味をじっくりと蓄えていく。
鴨たちがのびのびと生きているように見えるその裏側には、
より良い環境をつくるために、何度も試し続ける人の姿がある。
今回、久しぶりに訪れて、
鴨たちと清水さんが、なんだか同じように、
それぞれの時間を生きているように感じた一日でした。