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梅雨らしい、すこししっとりとじめつく夜です。こんな時期は、キンキンに冷えてやがるぜ、ビールがよく出ます。おつまみに日清チキンラーメンの燻製作ってます。本来なら、熱湯3分出来上がりのそれをそのままバリバリと召し上がっていただきます。お試しくだ...
13/06/2026

梅雨らしい、すこししっとりとじめつく夜です。
こんな時期は、キンキンに冷えてやがるぜ、ビールがよく出ます。

おつまみに日清チキンラーメンの燻製作ってます。
本来なら、熱湯3分出来上がりのそれをそのままバリバリと召し上がっていただきます。

お試しください。
今夜もお待ちしています。

新入荷したスコッチウイスキーの紹介を。「ベストドラム ウィリアムソン10年 ファーストフィルパロコルタド シェリーバット」ベストドラム社 ドイツでミッシェル ライク氏のより2014年に創業した独立系ボトラーズです。 コンセプトは優れた樽を見...
11/06/2026

新入荷したスコッチウイスキーの紹介を。
「ベストドラム ウィリアムソン10年 ファーストフィルパロコルタド シェリーバット」

ベストドラム社
ドイツでミッシェル ライク氏のより2014年に創業した独立系ボトラーズです。 コンセプトは優れた樽を見つけ、それらを最も純粋な形で瓶詰めをすること。ブランド名は、最高のドラム(スコットランド語で一口、またはグラスの意味)だけを瓶詰めするという同社の哲学を反映しています。

ウィリアムソン
蒸留所名は非公開ですが、ウィリアムソンというのは、ラフロイグの元蒸留所長であったベッシー・ウィリアムソン氏に由来しています。
ベッシー ウィリアムソン。1910年グラスゴー生まれ。1934年 アイラ島ラフロイグ蒸留所で、夏の期間だけの速記タイピストのアルバイトのつもりでアイラ島に渡りました、当時の蒸留所オーナーであったイアン・ハンター氏と共に働き 最終的にはオフィスマネージャーとなってしまう女傑です。
1938年、ハンター 氏が 脳卒中を患った際にはアメリカ合衆国への流通を担当し、第二次世界大戦の頃には 蒸留所の専任マネージャーにまで出世しました。
戦時下の休業期間中には、盗難や施設の破損がないように蒸留所の保全・管理に尽くしました。
1954年、ハンター 氏が亡くなるとラフロイグ蒸溜所、ハンター 氏の邸宅を引き継ぎ、その後は特にアメリカにおける販路の拡大に奮闘します。
蒸留所マネージャーを1972年まで継続。 1982年、グラスゴーにて死去。
20世紀にスコッチウイスキー蒸留所を所有、運営した唯一の女性となります。

そんな謂れを持つラフロイグの原酒を熟成させたのは、パロコルタド種のシェリー樽。
生物学的熟成を化学的熟成のプロセスが合わさったレアなシェリー樽での熟成を経ています。ファーストフィルのシェリー感がたっぷりと伝わったラフロイグ、水色も非常に濃い赤褐色となっています。

ラフロイグ特有の強いスモーク臭と、赤い果実のジュースのような甘みと酸が合わさった複雑な味わい。香りと味との差異が大きく、オロロソシェリー樽では得られない魅力があります。ラフロイグらしくスモークが支配的ではあるものの、厚み複雑さをお試しください。
なかなか珍しい組み合わせの一本、お薦めします。
今夜もお待ちしています。


新入荷したスコッチウイスキーの紹介を。「アードベッグ10年 カスクストレングス」2024年2月24日にアードベッグコミッティーで限定品としてリリースされたものとなります。2003年に一度リリースされたカスクストレングスの23年ぶりの復活ボト...
09/06/2026

新入荷したスコッチウイスキーの紹介を。
「アードベッグ10年 カスクストレングス」

2024年2月24日にアードベッグコミッティーで限定品としてリリースされたものとなります。
2003年に一度リリースされたカスクストレングスの23年ぶりの復活ボトル。1815年の創業以降、アードベッグ蒸留所最強のアルコール度数61.7%を誇ります。

この情報だけで、アードベギャンなら脳汁がダラダラと出てくると思います。
好きか嫌いか、美味いか不味いかは置いといて、一度お試しください。
今夜もお待ちしています。

しとしと雨の梅雨の夜ですが開店しています。いつ以来の投稿なのか判らないほど、間が開いてしまいました。新入荷したジンの紹介を「ノルデス アトランティック ジン」スペイン北西部 端っこにあるガリシア州で生産されるジンです。ジンといえば、主にイギ...
08/06/2026

しとしと雨の梅雨の夜ですが開店しています。
いつ以来の投稿なのか判らないほど、間が開いてしまいました。

新入荷したジンの紹介を
「ノルデス アトランティック ジン」
スペイン北西部 端っこにあるガリシア州で生産されるジンです。
ジンといえば、主にイギリス産が多くスペイン産のジンは当店でも初めて扱います。
2022年6月の販売開始。
ガリシア州原産の11種類のボタニカ ルを使用し、ベーススピリッツは白ワインでも有名な白ブドウのアルヴァリーニョ種が使われています。
アルバリーニョ種の特徴は豊かでキレのある酸味、 海を彷彿とさせる塩味、ミネラル感。
そこに加えられるボタニカルは全11種。セージ、月桂樹の葉、レモンバーベナ、ユーカリー、 ペパーミントなど。
これらボタニカルの中でも特徴的なのはアッケシソウです。アッケシ、北海道の厚岸の名をもつ日本においては絶滅危惧種の植物です。海水の流れ込む干潟や湿地に生息する世界的にも極めて珍しい塩生植物です。秋になると茎が紅色に変わることから珊瑚草(サンゴソウ)とも飛ばれています。
そんな貴重なものを酒の原料にしていいのかと思われるかもしれませんが、ヨーロッパにおいてはシーアスパラガスという名で流通しており高級野菜として知られています。
シャキシャキとした食感、天然の塩味があるらしくさっと茹でてサラダなどに使われているようです。
飲む香水と評されるノルデスジン。
確かに既存のジンとは一線を画す華やかさがあります。
その理由については、一般のジンが穀物を原料としたスピリッツにボタニカルを溶かし込んだものであるのに対して、ノルデスジンはベースのスピリッツが白ブドウ由来のものであり、ボタニカル11種に引けを取らない香気を纏ったものであることから、香水のような強い味わいが得られるように思います。
既存のジンっぽくないのですが、一度お試しください。
十分に甘みもありますので、ちょいとソーダで割るのがおすすめです。
今夜もお待ちしています。


6月10日(水曜日)は試飲会のため、またまたお休みをいただきます

GW始まりました。旧知のお客様から、いいものをいただきました。南極の氷です。唯一、南極から持ち帰ることのできるもの。降った雪が積もり重なって、とんでもない時間をかけて押し固まったもの。雪の結晶の間にある空気が溶ける際にピチピチと音を立てて、...
29/04/2026

GW始まりました。

旧知のお客様から、いいものをいただきました。
南極の氷です。

唯一、南極から持ち帰ることのできるもの。
降った雪が積もり重なって、とんでもない時間をかけて押し固まったもの。
雪の結晶の間にある空気が溶ける際にピチピチと音を立てて、ロマンを感じさせてくれるもの。

そんな宇宙よりも遠い場所からのお土産です。
限りがあるのでお早めにお試しください。

注いだのは、当店にある南極から最も遠い場所で作られるスコッチウイスキー「ハイランドパーク12年」。
約15000㎞の距離です。

ちょっとした地球旅行、お楽しみください。
今夜もお待ちしています。

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3連休直前の金曜日開店しています。今が旬のイチゴ、たっぷり使ったカクテル「イチゴのヨーグルトスムージー」ございます。さわやかな酸味と香り、お楽しみください。今夜もお待ちしています。
20/02/2026

3連休直前の金曜日
開店しています。

今が旬のイチゴ、たっぷり使ったカクテル「イチゴのヨーグルトスムージー」ございます。

さわやかな酸味と香り、お楽しみください。

今夜もお待ちしています。

新入荷したスコッチウイスキーの紹介を。「シグナトリー ヴィンテージ モートラック2012 スモールバッチ エディション 1stフィル ペドロヒメネス ホグズヘッド フィニッシュ」長ったらしい名前です。当店では結構、買わせてもらっているボトラ...
04/02/2026

新入荷したスコッチウイスキーの紹介を。
「シグナトリー ヴィンテージ モートラック2012 スモールバッチ エディション 1stフィル ペドロヒメネス ホグズヘッド フィニッシュ」

長ったらしい名前です。当店では結構、買わせてもらっているボトラーズ シグナトリーヴィンテージ社の品です。
製造している蒸留所はスコットランド スペイサイド地区のモートラック蒸留所。ダフタウンの野獣とも呼ばれるミーティー(肉っぽい)な味わいが特徴の蒸留所。
その原酒を、極甘シェリー酒であるペドロヒメネスシェリーの熟成に用いられた樽を分解、ホグズヘッドサイズ(180リットル)に改造したものに放り込んで追熟、しかもファーストフィル、シェリーの個性がまだまだ残っている樽で熟成という、濃厚な味わいしか想像できないスペックでの一本です。
モートラックがミーティーと言われる由縁は、特徴的な蒸留システムにあります。
蒸留回数が2.81回蒸留であること。一般的なスコッチウイスキーの蒸留回数は2回です。初留、再留の工程を原液が経ることにより得られる酒質となります。グレンリベット、マッカラン、国産の山崎、白州も2回の蒸留工程です。一部で3回の蒸留工程を行っている蒸留所もあります。ジェムソン、ブッシュミルズなどのアイリッシュウイスキー、スコッチウイスキーではオーヘントッシャンなどがそれにあたり、軽やかでスムースな口当たりを目指して採用されています。
蒸留回数が増えるほど軽くなるように思われるのですが、モートラックの2.81回蒸留は異なる意図で複雑な蒸留システムを構築しています。
初留釜、再留釜は3基ずつあり、それぞれの最大サイズの釜で蒸留されたものは2回の蒸留工程を経てニューポット(原酒)となります。
小さめの2基の初留釜で蒸留された原液は、蒸留工程の初期と後期で抽出されるものに分類され、後期のアルコール度数が低く、香味成分をたっぷりと含んだ原液は、さらに分類され4回もの蒸留過程を経ることになります。
熟成に耐えうるアルコール度数の原酒に、アルコール度数は低いが煮詰められて重たく、濃厚となった原酒を混ぜることにより、複雑なニューポットを製造することに成功しています。
ちなみに、この製造工程は蒸留所の職人でも理解するのに半年かかると言われています。

そんな、めんどくさくて重たいこのボトル。水色はルビー。香りにはレーズン、プラムなどのドライフルーツの濃い甘みを感じさせる果実香、樽由来のエステル、ボンド臭もあり
49.2%に加水調整されたストレートは、アタックはほとんど感じず舌先には煮詰めたアプリコットのような甘み、じわっと広がるダークチョコレートの苦み、肉っぽいと言わしめるアミノ酸のようなコクが余韻に残ります。長く重たい余韻は唾液の分泌を促してくれます。

是非ともストレートで、ポタポタと加水しながらお楽しみください。野獣とたとえられるウイスキーの充実感をお薦めします。
今夜もお待ちしています。


寒い夜が続きます。冬に愉しむのに最適なウイスキー入荷しました。「グレングラント12年 オロロソシェリーカスク」発売は2025年12月15日。スコットランド スペイサイド地区にあるグレングラント蒸留所が製造しており、東アジアの日本、韓国、台湾...
02/02/2026

寒い夜が続きます。冬に愉しむのに最適なウイスキー入荷しました。
「グレングラント12年 オロロソシェリーカスク」
発売は2025年12月15日。
スコットランド スペイサイド地区にあるグレングラント蒸留所が製造しており、東アジアの日本、韓国、台湾、中国に向けた限定ボトルとなります。

グレングラント蒸留所は、1840年の創業。ピート地層を通る黒い水を湛える川からの仕込み水を使い、大麦麦芽はピートを焚かない製法をハウススタイルとしています。
現在リリースされているシリーズは、アルボラリス、10年、12年、15年、18年。
すべてに共通している要素は、シンプルであること。仕込み水から得られるピート感を活かし、精留器を蒸留釜のすべてに設置することで、清廉な原酒を作り上げ、バーボン樽、シャリー樽に適切に振り分けされた熟成でやりすぎない、いい塩梅でのウイスキー作りをモットーにしている蒸留所です。
あと、昨今のウイスキーブームや、円安などにより総じて洋酒の価格が高騰している中で、グレングラント蒸留所はプライスダウンを断行してくれる神がかった対応をしてくれています。
マジ感謝、ありがとうございます。

そんなグレングラントからの限定品。スペックは一般流通品の12年と同じ原酒を、熟成過程の最後にファーストフィルのオロロソシェリー樽で追熟したものとなります。よって熟成期間の100%がシェリー樽熟成によるものではなく、バーボン樽による原酒も含まれています。
通常の12年がアルコール度数43%に対して、40%と少し低めの設定になっています。
追熟された期間は、公表されていませんが、水色だけでもその違いは明白なものとなっています。
甘さ、フルーティー感を前面に打ち出している12年に比較して、コク、スパイシー感が非常に強くなった限定品の味わい。アルコール度数は低いにもかかわらず、酒質から感じられる強さは。43%以上の重たさを与えてくれています。

如何なる場合でも飲みやすいグレングラントなのに、なんとも個性的なものをリリースしてきたというのが店主の感想です。濃く、重い味わい、ですがスルリと消えていく余韻はグレングラントブランドのそれ。不思議な一本です。

是非、通常ボトルの12年と飲み比べをしてみてください。オロロソシェリー樽がすんごい効いています。ユニークな変化球、お楽しみください。
今夜もお待ちしています。

#GLENGRANT #OLOROSOSHERRY #12YEARS #SPEYSIDE #SINGLEMALT #SCOTCH #WHISKY

2月、如月、寒い、凍える夜になりました。久々の投稿です。サボってました、新入荷したスコッチウイスキーの紹介を。「シグナトリー ヴィンテージ キャメロンブリッジ 2012」2026年、一発目はモルトウイスキーではなく、グレーンウイスキーの紹介...
01/02/2026

2月、如月、寒い、凍える夜になりました。
久々の投稿です。サボってました、

新入荷したスコッチウイスキーの紹介を。
「シグナトリー ヴィンテージ キャメロンブリッジ 2012」

2026年、一発目はモルトウイスキーではなく、グレーンウイスキーの紹介から。
よく知られる、マッカラン、アードベッグなどは原料を100%大麦麦芽としたモルトウイスキーですが、グレーン=トウモロコシ、小麦、ライ麦などを原料としたウイスキーです。
耳馴染みはありませんが、ブレンデッドウイスキー、ジョニーウォーカーや、デュワーズなどに含まれていますし、バーボンウイスキーは、トウモロコシが主原料でありグレーンウイスキーの1種となります。
むしろ、シングルモルトウイスキーのほうがマイナーであり、ウイスキーといえばそのほとんどがグレーンウイスキーそのもの、もしくは構成要素としてグレーンウイスキーは含まれているもので、身近なウイスキーといえばグレーンウイスキーと言えます。
国産グレーンウイスキーでは、サントリーの知多が挙げられますが、今回紹介するボトルは、スコットランド産の知多と思っていただければイメージしやすいかと思います。

キャメロンブリッジ、スコットランドのローランドに、1824年に建設された蒸留所です。グレンリベット蒸留所が、政府公認の蒸留所として認可されたのと同じ年、後に続いて闇営業を脱する好機ととらえたのかもしれません。
創業者はジョン・ヘイグ氏。ヘイグというブレンデッドウイスキーに名前が残る偉人の一人です。

このヘイグ氏の商才は相当のものでして、スコッチランド、ローランドにあるグレーンウイスキー蒸留所6ヶ所をまとめ上げて同盟を組み、DCL(Distillers Company Ltd.)を設立。現在、世界最大の
酒造企業ディアジオの母体となっています。
キャメロンブリッジ蒸留所の生産能力は、年間1億リットル以上、シングルモルトウイスキーの最大手であるグレンリベット、マッカラン蒸留所の生産能力の10倍もの能力を誇ります。
造られた原酒のほとんどは、ジョニーウォーカー、J&B、ベルズなどの原料として使われており、ウイスキー以外にもスミノフ、ゴードン、タンカレーなど世界的なウィッカ・ジンブランドの原料も製造しています。

今回入荷したボトルは、ファーストフィルバーボンバレルで12年熟成。アルコール度数は57.1%の100プルーフ。
コラム式連続蒸留機で得られるスムースな原酒に、バーボン樽由来のバニラ、トフィーの要素が加わり非常にスムーズな一本となっています。香り、味わいはシンプルでありながら、グレーンウイスキー特有の魅力にあふれたもので、モルトウイスキー一辺倒の方も試していただきたく、購入してみました。
これを喫していただいた後に、ブレンデッドウイスキーを飲むと、土台としてのグレーンウイスキーの役割を感じていただけるかと思います。

ほんと、寒いですがお試しください。ウイスキー、ブレンデッドウイスキーの構成、構造を感じられる一本となっています。
今夜もお待ちしています。


新入荷したウイスキーの紹介を。「シグナトリー ヴィンテージ グレンオード2012」スコットランド エドラダワー蒸留所のオーナー企業であり膨大な原酒を所有するボトラーズであるシグナトリー社がリリースする1本です。グレンオード蒸留所、ほとんど知...
08/12/2025

新入荷したウイスキーの紹介を。
「シグナトリー ヴィンテージ グレンオード2012」

スコットランド エドラダワー蒸留所のオーナー企業であり膨大な原酒を所有するボトラーズであるシグナトリー社がリリースする1本です。

グレンオード蒸留所、ほとんど知られていない蒸留所です。
理由としては、グレンオード名義でのボトルがほとんど無いこと。シングルトン オブ グレンオードとしてリリースされていますが、ラベルにデカデカとグレンオードと記載されているボトルはありません。こう聞くと、とても小規模でマイナーな蒸留所かと思うのですが、この蒸留所の年間生産量は1000万リットル以上。
グレンフィディック、グレンリベット、マッカラン蒸留所に並ぶ生産能力を誇っています。超メジャーブレンデッドウイスキーのジョニーウォーカー、デュワーズの原酒として多くが使われており、シングルモルトとしてのリリースはシングルトン オブ グレンオードのみ。
最大手のウイスキーメーカーであるディアジオ社が、ウイスキーの入門者に向けてリリースするシリーズがシングルトンとなります。同じシングルトンブランドでも、販売する地域ごとに製造している蒸留所は違うところを採用しています。
アメリカ・カナダ向けシングルトンには、スペイサイド ダフタウンのグレンデュラン蒸留所。
ヨーロッパ向けシングルトンには、同じくダフタウンのダフタウン蒸留所を。
中国、韓国、日本など東アジアをターゲットとしたシングルトンには、グレンオード蒸留所の原酒を使用しています。
初めて味わうウイスキーとして、その瞬間から好きになってもらえる個性を、地域ごとに分析、研究した結果、このように複雑な体系となっているようです。さすがディアジオ社というべきでしょうか、最大手のマーケティングは伊達ではありません。

こんなグレンオード蒸留所の特徴は、大規模な製麦設備を所有していること。自社で使用する原料、モルトを100%自社で賄っている蒸留所は少ないです。
ほとんどの蒸留所は、収穫された大麦からウイスキー製造に使える発芽した大麦麦芽(モルト)に変化させる工程を、外部の企業(モルトスター)に依頼し、納品してもらう工程を経ています。
理由としては、大麦をいったん水に漬け、いい塩梅まで発芽させた後に、大麦内の酵素がちょうどいいレベルで発芽を止め乾燥させる工程が大変なため。ちょうどいいところで乾燥させるために、床にまんべんなく広げて乾燥させるフロアモルティングという作業は、広い敷地や、雨を防ぐ屋根、湿って発芽した大麦をひっくり返す作業を行うモルトマンと呼ばれる職人など人件費、設備費がかかる決してコスパの優れるものではありませんでした。
合理化、機械化がすすみ、現代では巨大なドラム缶に大麦をいれて、水を加えて浸漬、排水、回転させながら乾燥というドラム式洗濯機のような工程でモルトは製造されています。合理化されたとはいえこの設備は巨大なものであり、外部に委託する蒸留所がほとんどというわけです。
グレンオード蒸留所は、ディアジオ社という強力な資本もあり、近隣の蒸留所にモルトを供給できるほどに大規模なモルティング設備、製麦設備を有しています。
そんなグレンオード蒸留所の味わいとしては、なめらかな口当たり、麦芽感のある味わいと言われます。
今回入荷したシグナトリーのボトル、ノンピート麦芽を用いて、ファーストフィルバーボンバレルでの12年間の熟成。スタンダードなレシピです。
麦芽感、頻繁に使う単語ではありませんが、ビールを飲むと感じることできる感覚です。穀物由来のコク、モルトの香り、ビールにおいても麦芽の使用率が高いほど感じられる重たさが、麦芽感という指標になります。
このボトルの麦芽感はとても強く、大麦のシリアルを食べているような風味が味わえます。あとは、独特の酸味。穀物酢のような刺激ではなく、微かなすっぱさ。この味わいはなかなか他にはない特別なバランスのように思います。
ぜひ、ストレートでひと舐めして、口の中に広がる独特な味わいをお楽しみください。
今夜もお待ちしています。


住所

永代町
Ibaraki-shi, Osaka
5670816

電話番号

+819036168084

ウェブサイト

アラート

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